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チュンさんのバイク手続きの覚え書き

乗り続けるか、手放すか。判断材料をそろえる。

コラム

バイクのナンバーを好きな数字に変える二輪の希望ナンバー

バイクの隣でチェックリストを確かめる、案内役のチュンさん
ひとつずつ、確かめていきましょう。

バイクのナンバーの数字は、これまで選べませんでした。窓口で渡されたものを、そのまま付けるしかなかった。

それが2026年10月19日から変わりました。小型二輪と軽二輪で、希望ナンバーの申込受付が始まっています。四輪では1999年から当たり前にあった仕組みが、ようやく二輪にも来た形。

新車を買うときだけの話ではありません。いま乗っているバイクのナンバーも、申し込めば変えられます。 そこが一番伝えたいところなので、先に書いておきます。

まず漫画で(全4ページ)

夕方の駐輪場で自分のバイクのナンバープレートを見ていたリクが「この数字、ずっと好きになれない」とこぼすと、ミラーに止まったスズメのチュンさんが「その番号、変えられるよ」と告げる場面
新車を買うときだけの話ではなく、いま乗っているバイクでも申し込めるという説明。選べるのは4桁以下の数字で、申込では今付いているナンバーの番号と車台番号を入力する
チュンさんが「人気の番号は、抽選」と告げる場面。毎週日曜21時までに申し込んだ分を翌月曜に抽選し、外れても翌週また申し込める
できあがったナンバープレートを前に「あとは届くのを待つだけ」と言うリク。受け取りには管轄の運輸支局等での手続きがいる
いま乗っているバイクの番号を、好きな数字に変えるまで

いま乗っているバイクでも変えられる

申込サービスの手引きを見ると、入力するのはいま付いているナンバーの車両番号・車台番号・使用者の氏名でした。最終確認の画面も「現在の自動車検査証の記録情報」と「申込情報」を並べて見せる作りになっている。つまり、すでに走っているバイクが最初から対象に入っています。

対象になるのは次のとおり。

対象 小型二輪自動車(250cc超)と軽二輪自動車(125cc超〜250cc)の自家用
対象外 原動機付自転車(125cc以下)、事業用、貸渡(レンタルバイクなど)、駐留軍、軽二輪の被牽引車
申込方法 インターネット、または窓口。バイクショップ・整備工場・行政書士に相談する方法も案内されています

選べるのは4桁以下のアラビア数字(一連指定番号と呼ばれる部分)です。地名・ひらがな・分類番号は選べません。地名は、そのバイクの使用の本拠の位置を管轄する運輸支局・自動車検査登録事務所で決まります。

このサイトでは、全国91か所の窓口それぞれが出しているナンバー地名を調べて載せてあります。重複を除くと137種類ありました。自分の地域がどの地名になるかは、お住まいの地域の運輸支局・検査登録事務所のページで確認できます。

人気の番号は抽選。それ以外は空いていれば取れる

希望番号は2種類に分かれます。

抽選対象希望番号 人気が高く抽選になる番号。毎週日曜21時までに申込が完了した分を、翌月曜に抽選。当選した人だけが取れる
一般希望番号 それ以外の番号。その番号が全て払い出されていない限り取れる

全国共通で抽選になる番号として挙げられているのは、次のものです。

1、7、8、88、333、358、555、777、888、1111、8888

このほかに地域ごとの抽選対象番号もあります。落選しても、翌週の抽選にまた申し込めるとのこと。

裏を返すと、人気番号を狙わなければ、たいていそのまま取れるということ。記念日や語呂合わせのように自分にだけ意味がある数字なら、一発で決まることも多そう。

費用は1枚2,500円から3,000円

申込料金は1枚あたり2,500円〜3,000円(税込)。この金額は地名によって違います。小型二輪・軽二輪の手数料一覧が公開されていて、2026年10月20日に見たところ、2,500円の地域が最も多く、3,000円の地域もありました。

取り付けをバイクショップや整備工場に頼む場合は、別途費用がかかります。

申し込んでから受け取るまで

ネットで申し込んで終わり、ではありません。流れはこうなっています。

  1. 申込サービスで申し込む
  2. 抽選対象の番号なら、翌月曜の抽選を待つ
  3. 交付手数料を支払う
  4. ナンバープレートが作られる(ペイントで入金確認後6日程度が目安)
  5. 予約センターで予約済証を受け取る
  6. 運輸支局等で登録または届出
  7. 予約センターでナンバープレートを受け取る

受け取りは、交付可能日から1か月以内とされています。

6はそのバイクの使用の本拠の位置を管轄する窓口での手続きです。場所・受付時間・管轄の市区町村は、お住まいの地域の運輸支局・検査登録事務所のページにまとめてあります。

原付は対象外。ご当地プレートは別の話

原付(125cc以下)は、この制度の対象外です。原付のナンバーは国ではなく市町村が交付しているため。

ややこしいのですが、「ご当地ナンバー」と呼ばれているものには2種類あります。ひとつは四輪の地域名表示として導入されたもの。もうひとつが、市町村が独自に作っている原付のプレートです。

たとえば静岡県富士市では、平成20年11月4日から富士山の形をしたナンバープレートを交付しています。

  • 対象は125cc以下の原動機付自転車、小型特殊自動車、ミニカー
  • 市役所3階の市民税課で申請・交付
  • 持ち物は富士市のナンバープレート、届出者の本人確認書類、標識交付証明書(持っている場合)

地域振興と郷土愛の醸成が目的と書かれていました。導入当時は富士市のほか、御殿場市・富士宮市・裾野市・小山町・旧芝川町でも交付していたそうです。

こうした原付のご当地プレートは市区町村がそれぞれ独自にやっていることなので、やっているかどうかも、形も、申請方法も、自治体ごとに違います。お住まいの市区町村の税の担当課のページを見るのが早いです。

選んだ番号が、変わってしまうこともある

せっかく選んだ番号でも、自分の意思と関係なく変わることがあります。

ナンバープレートを無くしたり盗まれたりしたときは、同じ番号での再交付ができません。新しい番号でのプレート発行になります。この話はバイクのナンバープレートの再交付に書きました。

ただし、希望ナンバーが始まったことでその新しい番号を自分で選べるようになりました。一般希望番号については「その番号が全て払い出しされない限り取得できる」とあり、空いているかどうかは申込サービスの払底番号照会で調べられるとのこと。

もともと付いていた数字をもう一度指定できるのかは、申込サービスの案内では確認できませんでした。 気になる場合は、申し込む前にヘルプデスクで聞いた方が早そう。

引っ越しで管轄が変われば地名も変わりますし、名義変更でも変わることがあります(バイクの名義変更に必要な書類)。

参照情報

  • 国土交通省「オートバイの「希望ナンバー制」について」
  • 希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス「希望番号申込について」
  • 希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス「希望番号申込お手続きの流れ」
  • 希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス「よくあるご質問」
  • 希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス「二輪希望番号の申込案内」
  • 希望番号・図柄ナンバープレート申込サービス「【小型二輪・軽二輪】頒布手数料一覧」
  • 静岡県富士市「富士山型ナンバープレートについて」

2026年10月20日に、各ページの案内を確認した内容です。料金・抽選対象の番号・手続きの流れは変わることがあります。申し込む前に、申込サービスの案内で最新の内容をご確認ください。

判断材料を、もうひとつ。

次の一手

覚え書きのノートを持ち、次の一手を案内する小鳥

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この記事を書いた人

よしひこ

小さな会社を一人で営む元ライダーです。バイクの手続きや維持費について、自分で調べたことを覚え書きとしてまとめています。

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