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車の売却でよくあるパターンですが「ローンが残っているバイクは売れるの?」と疑問に思ったので調べてみました。
まず確認すべきは「所有権」
結論から言うと、ローンが残っていても売れる場合と、そうでない場合があるとのこと。分かれ目は「所有権」が誰にあるかです。
登録書類(排気量ごとに次の通り)の「所有者」欄を見れば分かるらしい。
- 125cc以下 → 標識交付証明書
- 126〜250cc → 軽自動車届出済証
- 251cc以上 → 車検証
所有者欄が自分の名前ならローンが残っていても普通に売却できる。 所有者欄が販売店やローン会社(信販会社)の名前になっている場合は「所有権留保」という状態で、そのままでは売却できないとのことです。
所有権留保だとどうなるか
所有権留保は、ローンの返済が終わるまでバイクの所有権が信販会社側にある状態。この場合、勝手に売ったり譲ったりすることはできないので、まず所有権を自分に移す「所有権解除」の手続きが必要になるようです。
所有権解除の基本は、残債の一括返済。完済すると信販会社から完済証明書が発行され、それを使って所有権を自分名義に変更してから、初めて売却できるという流れ。ローン残高がある人にとって、一括返済はちょっと厳しい制度ですね。
一括返済が難しい場合
ローン残高を一括返済できなくても、道が閉ざされている訳ではないのでご安心を。実際には買取業者を挟んで売却出来る方法があります。
買取価格がローン残債より高い場合
- 業者がローンの残債分を先に立て替えて完済
- 所有権解除の手続きを行い、残りの差額を受け取る
例えば残債30万円、買取価格50万円なら、30万円がローン完済に充てられ、差額の20万円が手元に残る計算。
買取価格がローン残債より低い場合
- 業者が一旦完済したうえで、足りない分を新たなローンとして組み直す(フォロークレジット等と呼ばれる)
- つまりは、バイクは手放したのにローンの支払いだけは続く形
このパターンは、バイクがないのに支払いが残るという状態になるので、契約前に買取額をよく確認して納得いく場合のみの最終手段でしょうか。
完済していても油断できない場合がある
ローンを完済しているのに、所有権が販売店のままになっているケースもあるとのこと。うっかり所有権解除をし忘れたまま何年も乗っている人も少なくないらしく、いざ売ろうとしたときに販売店自体がなくなっていて手続きできないという話もあるようです。完済したら早めに所有権解除をしておいた方が安心ですね。と言うか、心当たりある人は絶対に確認しておいた方がいいです。
手続きは自分でもできるが
所有権解除は、信販会社から書類を取り寄せて運輸支局に持ち込む、という自分でもできる手続きらしいのですが、店舗まで出向く必要があったり、書類のやり取りに時間がかかったりと、なかなか面倒そうな印象。
買取業者の多くは、この所有権解除や名義変更の手続きをまとめて代行してくれるとのこと。ローンが絡む場合は、自分で抱え込まず相談してしまう方が現実的かもしれません。
参照情報
複数のバイク買取事業者のガイドページを参照して整理しました(掲載時点の一般的な取り扱いです)。所有権の状況や信販会社の対応は個別に異なるため、実際の手続きは契約している信販会社・買取業者へご確認ください。